筆者:別府厚生
  1938年東京生まれ。少年時代と1974年以降、奄美大島在住。
  趣味は写真撮影、ヴィデオ撮影、釣り、囲碁等。


*桟橋から北の方向(東シナ海側)を望んだもの。


(発電所近くの)堤防から国道58号線を望んだもの 
赤い焼酎工場の建物がディズニーランドのように見えませんか?



*朝霧に浮かぶ桟橋の遊漁船。



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【朝霧】

冬の晴れた日の早朝、放射冷却により湖面や海面からさかんに水蒸気が立ち昇ることがある。気象条件によってはあたり一面が濃い放射霧に包まれ、ふだん見慣れた風景がなにやら夢幻的な雰囲気をかもしだす。ちょっと得をした気分になれる瞬間である。
 龍郷町の最奥部、(私が住む)玉里や浦集落の面する入江は、周囲を山に囲まれているように見えるため、せいぜい小さな湖か大きな池程度の印象であるが、これでもれっきとした海で、東シナ海に通じている。従って、小さな桟橋には遊漁船やプレジャーボートも係留されている。
 
 写真はこの入江の冬の朝景色である。