【蜀江錦】しょっこうにしき9マルキ
正倉院文様のひとつで中国の隋の時代に日本に伝わってきました。六角形の幾何学文様が、のびやかに大きな流れを描き、現代の味を少し加えました。永く飽きのこない一品と言えるでしょう。他に地色違いで「海老茶」(えびちゃ)があります。
【吹き寄せ】9マルキ
イチョウ、藤、松葉、菊、モミジなどの日本古来の植物の葉を京都のお干菓子「吹き寄せ」のように可愛らしく散りばめました。地色は「海松色」(みるいろ)。濃い鉄グリーンの色です。泥茶の大島と同様に泥田をくぐっているのでしなやかで風合いよく華やかで落ち着いた雰囲気の大島です。他に地色違いで「栗梅」(くりうめ)があります。
【広幅 鹿の子大島】9マルキ

漆黒の地色のなかに、隙間なくぎっしりと詰まった小粒の真珠。純白の光る絣の水玉模様は立体的に浮きあがりまるで友禅の総疋田絞りのようです。帯のおしゃれを存分に楽しめる趣味性の高い一品です。広幅ですので男性の方の着物にも向きます。ペアでお召しになっても素敵でしょう。