木漏れ日】9マルキ

斜めに流れのある柄に仕上がりました。
光沢のある総絣を使わずにうす茶の蚊絣だけで光の揺れ動く様子を表現しました。
【竹林】9マルキ

線に強弱をつけ、竹のフシをいれました。
よろけた竹が味のある仕上がりの一品です。蚊絣だけで表現しました。
【波頭 パート1 9マルキ

袋締めの大島9マルキです。
5月掲載の【波頭】のパート2になります。
黒地に、大波と波の花を表現しました。
白い波の部分には、より立体的に見えるよう総絣の工法を駆使しました。
墨絵の幻想的な世界と、一筆書きのような力強さを併せ持つ魅力あふれる一品になりました。また、尺の長さも十分にありますので、仕立ての際の柄合わせも樂です。
http://ameblo.jp/tabata-k/entry-10021027967.html
【アカショウビンと森の花たち 9マルキ

バックにうす茶の蚊絣、疋田、小柄を配し、田中一村の世界をソフトなイメージで縦一列にのびやかに表現しました。
ビロウの生い茂る深い森の中の左上が白いコンロンカ、
左中がクマタケラン、左下が赤いサンダンカ。いずれも奄美の初夏の山を彩る代表的な花たちです。
「ヒュールルル・ルー♪」と美しい鳴き声の持ち主は、ビロウの上のアカショウビンです。